どのような実証実験か?
長野県安曇野市で、自転車を日常生活に取り入れることで健康増進につながるか?といった実証実験が行われました。実証実験では公募で集まった市民35名を対象に実施されたようです。
この実証実験は、「自転車活用推進計画」の一環に基づいて行われ、下記のような内容で実施されました。
- GPS対応スマートウォッチで活動量を収集
- 有識者による健康・運動・自転車に関する講座を定期開催
- およそ6か月間、通勤や普段の生活などで積極的に自転車を活用する
安曇野市による実証実験の概要は以下から、ご覧頂けます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/6/71972.html
男性26名、女性9名による実証実験は、どうなったのでしょうか。
自転車活用推進計画の実証実験の結果
この実証実験に参加した結果、「健康習慣」に良い変化が生まれた方が多かったようです。
さらに前年では「健康に気をつけているが、特になにもやっていない」という方が多かったですが、今回の実証実験により「健康のために生活習慣に気をつけるようになった人」が大幅に増加していることがわかります。
今回の実証実験では、全体的に健康に対する意識の向上が見られたとのことです。これまでの生活習慣を見直すのは「きっかけ」がないと中々出来ないものですが、この実証実験により意識の大きな変化があり、健康のために生活習慣の見直しができたことは大変良い結果だと思います。
労働人口が減りつつある中で、出来る限り長く健康のままで働けるよう、日々の生活習慣は気をつけたいものです。
実証実験の詳細な結果は、安曇野市が公開している以下よりご欄頂けます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/44204.pdf [PDF]